心霊スポットだけど鹿児島有数の夜景が望める「城山展望台」

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ひとくちスポット紹介

スポット名城山展望台
所在地〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町22‐13
概要鹿児島市街地にある小高い山に設けられた展望台。
明治10(1877)年におきた西南戦争における最後の激戦地としても知られている。

今回紹介するスポットは、鹿児島県鹿児島市にある「城山展望台」

県内有数の夜景スポットとして知られていて、2004年には「夜景100選」の一つにも選定されています。

城山展望台へ

展望台のある城山公園には駐車場が整備されていて、難なく車を停められました。

目的の展望台へ行くには駐車場の後ろにある土産店の通りを抜けるのですが、夜とあってお店は全部閉まっていました。

▲ 上り坂
▲ 突き当たりから見た展望台方向

その先は上り坂になっていますが、街灯のおかげで安心して歩けます。

突き当たりを右に曲がり、さらに上っていくと・・・!

夜景とご対面!

鹿児島市街地の摩天楼が見えるのです!

…まぁ、九州だと福岡県・熊本県の次にすごいくらいの都市なのだけど、それでも鹿児島県内においては最大の都市なだけあってかなりの夜景っぷり。

山のふもとには神社の鳥居が見えます。

こちらは照国神社。薩摩藩11代藩主の島津斉彬公が祀られています。

心霊スポットといわれる理由

▲ 城山公園トンネル

ここ城山展望台と、その近くの城山公園トンネルは心霊スポットとしても知られています。

噂によれば、ここで写真を撮ると少女の霊が映りこむほか、武士の霊を目撃することもあるそうで…。

少女の霊はともかく、この辺りに武士の霊が現れるのには、それなりの理由があるのです。

最後はそれについて掘り下げてこの記事を締めたいと思います。

西南戦争における城山の戦い

1877(明治10)年1月、西郷隆盛率いる薩摩軍が政府軍に対して反乱を起こしました。

薩摩軍は九州南部の各地に戦線を拡大しましたが、その後は次第に政府軍に押されて敗走が続き、同年9月、薩摩軍は城山にて籠城戦を行うことに。

しかし、このときの薩摩軍は敗走続きで離反者が絶えず、戦力差は日に日に拡大していく一方でした。その戦力は、政府軍約5万人に対して薩摩軍はわずか約300人

城山に籠城する薩摩軍を取り囲んだ政府軍は一斉に攻撃を開始し、西郷軍はたちまち下山。

その後、西郷隆盛は共に戦った別府晋介の介錯によって亡くなり、生き残っていた薩摩軍の武士も自決したことで西南戦争は終結しました。

仮に武士の霊が現れるとするなら、おそらくこの戦いで亡くなられた方なのかもしれません。

今日のあとがき

スウ

鹿児島でも1位2位を争うぐらい綺麗な夜景が見られるここは、まさに評判通りの場所でした!
昼間に訪れると、真正面に雄大な桜島の姿が見られるそうですよ!

スポット情報

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この記事を書いた猫

九州地方に住むケモノ。
愛車でドライブを楽しむかたわら、2022年より観光スポット紹介と旅行記を兼ねたブログ「けものたび」を開設。

2022年:本土最南端「佐多岬」到達
2023年:日本最低峰の一つ「天保山」制覇

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