鹿児島県霧島市、霧島神宮から数百mしか離れていないところに「御手洗(みたらし)の滝」という滝があります。
ここは以前まで、立入禁止のままずっと放置プレイな状態でしたが…2023年ごろにかけて再び整備され、今ではちょっとした観光スポットとなっています。
当記事では、廃れた雰囲気の漂う整備前の御手洗の滝を紹介するとともに、観光スポットとして蘇った後のことも合わせて書いていこうかと。
廃れ気味の御手洗の滝
2023年1月22日、天気は曇り。

空き地に車を停めさせてもらい、滝のある場所へ。
このときの御手洗の滝…Googleマップでは「臨時休業」となっており、併設するそうめん流しのお店も廃業した旨の口コミが投稿されているような状態だった。

そのせいだろうか、滝への降り口は立て看板やロープなどで封鎖中。
実のところ…この時の僕は、滝というよりはそうめん流しの廃墟のほうを見に来たのである。
わざわざ中へ立ち入らずとも道路からちょうど廃墟を見下ろせるポイントがあるし、ついでに滝も一緒に拝めると思ったからだ。

・・・と思ったけれど、廃墟があるはずの場所は更地と化していた。
少なくとも一年前までは、そうめん流しの廃墟が確かにここに残されていたみたい。
何枚かネット上に投稿された写真を拝見したが、蛍光灯を取り付ける部分が外れて垂れ下がっていたり、屋根そのものが歪んで今にも崩落しそうだったり…なかなか朽ち果て具合が凄かったようだ。

この滝がある御手洗川は季節に応じて水量が変わるらしく、冬はほとんど涸れてしまうみたい。
近くにあった案内板には、以下のように書かれていた。
川の水は十一月から四月頃まではほとんど枯れていますが、五月頃から非常な勢いで大量の水が湧き出ます。
霧島市教育委員会“御手洗川(みたらしがわ)”案内板より引用
この時は、魚もいっしょに湧いてくるといわれます。
水の質は清明で、天孫降臨の際高天原から持ってきた真名井の水が混じっていると伝えられています。
行くなら夏が良さそう、間違いなく。
ひっそり眠る鄙びた旅館跡

滝のすぐ近くには、かつてそうめん流しを営んでいたであろう旅館「蓬泉館」が建っている。
昭和初期から営業していたけど、2017年~2019年の間にひっそりと廃業したようだ。
多分そうめん流しのお店もほぼ同時期にやめられたのかもね…。

廃墟は解体されたが、肝心の滝は立入禁止のまま。
・・・ここまでが2023年初頭の御手洗の滝。
この約半年後、この滝は立派な観光スポットとして復活を遂げるのだ。
再訪編(次ページ)へ続きます
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