神社名 | 霧島神宮 |
所在地 | 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 |
御祭神 | 主祭神 ・瓊瓊杵尊 相殿神 ・木花開耶姫 ・彦火火出見尊 ・豊玉姫 ・鵜茅葺不合命 ・玉依姫 ・神日本磐余彦天皇(神武天皇) |
建立時期 | 6世紀頃(540年?) ※再興は文明16(1484)年 |
ウェブサイト | 霧島神宮 – 南九州最大の神宮「霧島神宮」の公式サイトです。 |
説明 | 天孫降臨された瓊瓊杵尊を祀る社として540年頃に高千穂峰の脊門丘に建立されたが、噴火の被害をたびたび受けたため文明16(1484)年に現在の場所に再興された。 |
2度焼失した⁉霧島神宮について
鹿児島には霧島神宮という神社があって、年間約150万人もの参拝客が訪れるといわれています。
かなり歴史ある神社らしく、6世紀頃(一説には540年)に建立された…とも。
ただ、初めからここに神社を創建したわけではなく、元々は霧島連山の高千穂峰と御鉢の間にある脊門丘にて創建されたのだそう。ただ、御鉢の噴火でたびたび被害を受けたようで…。
簡単に記すとこんな感じです。かなり壮絶。↓
6世紀頃 | 慶胤上人により高千穂峰と御鉢の間にある「脊門丘」に創建される |
延暦7(788)年 | 御鉢の噴火により焼失 |
950年前後 | 性空上人により高千穂河原に移される |
文暦元(1235)年 | 御鉢の噴火により再び焼失 のちに御鉢から遠く離れた場所(霧島中学校付近)に仮宮が置かれる |
文明16(1484)年 | 島津家第11代当主 島津忠昌 の命により兼慶上人が現在の場所に再興する |
その後も、社殿が火事で一度全焼してはいますが、それでも今見えている社殿は300年も前に建てられたなのだそう。
平日で参拝客が疎らなのも相まって、かなり厳かな雰囲気が漂っています。
この時は東京五輪前で入念な感染対策が取られていたこともあり、参拝客のソーシャルディスタンスを確保するためのテープが貼られていました。
今はもう剥がされています。
そして本殿からちょっと脇に逸れたところには、「山神社」も鎮座しています。
本殿と比べると参拝客はかなり少ないですが、その分リラックスした気持ちで参拝できました。
霧島神宮の最寄り駅はあてにならない
さて、霧島神宮の最寄り駅はJR日豊本線の霧島神宮駅となります。
確かに最寄り駅には間違いないです。駅名にも堂々と神社の名があるし・・・と思いきや
肝心の霧島神宮までは6.5kmという有様。
この日の僕は、それを分かり切ったうえで徒歩で参拝させて頂きましたが、距離が長いのと上り坂のダブルパンチで3月にも関わらずめちゃくちゃ汗だくになりました。
道中の様子
ここが霧島神宮駅。
入口には鳥居のオブジェが鎮座しています。
市町村合併で霧島市が誕生する前はここが旧霧島町の中心部だったこともあり、駅前は比較的店が建ち並んでいました。
この辺りは傾斜も無く、歩道も設けられていたので割と歩きやすかったです。
…と思いきや、集落を抜けて上り坂になったとともに歩道が消滅。
しばらくすると歩道は復活しましたが、上り坂なのは変わらず。車がひどく羨ましいです。
結局、辿り着いたのは駅を出発してから1時間10分後。
参拝を終えると、今度は帰りの電車があと50分で到着するらしく、ダッシュで帰路へつかざるを得ませんでした。これを逃すと次は1時間先まで電車は無いのです。
皆様におかれましては、最寄り駅だからと言って無理をすることの無いよう、ぜひ徒歩以外の交通手段でアクセスすることをおススメします。
駅前に鹿児島交通のバスが止まっていたり、タクシーが停まっていたりするのでね!
今日のあとがき
案の定、参拝した翌日から数日間は筋肉痛でした…。
徒歩で行くのはお勧めしないです。
スポット情報
霧島神宮
所在地:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
駐車場:有り
営業時間:特に無し(祈願等・授与所の受付は8:00~17:00)
参拝代:無料