【鹿児島】霧島の秘境にある温泉の滝「手洗橋の滝」へ行って来た!

46.鹿児島県

ひとくちスポット紹介

スポット名手洗橋の滝
所在地〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
概要霧島温泉郷よりも山奥に位置する小谷川の滝。
上流部では温泉が湧いているため、水はほのかに温かい。

手洗橋の滝へ

2024年3月9日、天気は晴れ。

今回紹介するスポットは、鹿児島県霧島市の山奥にある手洗てあらい橋の滝」です!

2024年3月現在、Googleマップでは一切の画像も口コミもありませんが、ネット上では何件か踏破レポートがアップされていたので、少なくとも決して行けないという訳では無さそう。

近くの空き地に車を停め、ここから先は日添林道を徒歩で進んでいきます。
(今回は徒歩でしたが、滝のすぐ近くにも空き地が有るのでそこまで車で行くことも可能です)

この日は車は一台も通りませんでしたが、時間帯によっては林業関連のトラックが通ることもあるみたい。

それにしても、この道にある鉄製のものがことごとく錆びているんですよ…。

落石防止の柵はすべて錆びているし、カーブミラーも腐食して今では柱だけ残っている…といった感じで、ちょっと荒廃気味な感じでした。

しばらく進むと、勢いよく水が流れ落ちる音と共に木々の隙間から滝がうっすら見えてきました。

それから間もなくしてガードレールの欄干が設けられた橋に辿り着きます(たぶんそれが手洗橋ですが写真を撮り忘れました)。

・・・ただ、滝が橋よりも下流に位置しているので姿を見ることは叶わず。

滝の全景が見たい!

ですが、せっかく来たからには滝を一目見ておきたいところ!

橋を渡った先の林が比較的傾斜が緩やかだったので、ここから攻めてみようと思います。
それでは、さっそく入林。

しばらく歩いて行くと、本ッッ当に微かですが川に沿うようにして道のようなものが出来ていました。

これは思わぬ収穫。
きっと滝を見に訪れる人が少なからずいるのでしょう。

その脇では、すでに滝が見えていました!

滝自体はそれほど規模の大きなものではないようですが、滝壺がきれいなブルー!
透明度もかなり高めで、川底までクリアに見えます。

さらに下流に進むと小さな沢が見えてきますが、この辺りから河原へ下りて行けるようです。

滝の全景はこんな感じ!

高さは無くとも水量はけっこう多めで、なかなかスゴイ!

さて、この滝の大きな特徴として…岩が毒々しい赤色をしていますが、これは数kmほど上流で湧いている温泉の成分が岩に含まれる鉄分を錆びさせた事によるもの。
道中で紹介した錆び錆びのカーブミラーなんかも、少なからずその影響を受けているのかもしれません。

最後に、上流に温泉が有るとなると水温が気になりますが…実際に川に手を突っ込んでみたら、ぬるま湯ぐらいの温度で冷たさは感じなかったです。

特にここは標高約600mを超す山間の場所。
3月と言えど手のかじかむような寒さのこの日には、とても温かく感じられたのでした。

余談ですが

スウ
スウ

滝のすぐ近くを流れていた沢を見てみると、こっちにも無名の小さな滝がありました!

水温は割と冷たかったです…。

スポット情報

スポット名手洗橋の滝
所在地〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
営業時間特に無し
料金特に無し
駐車場無し
トイレ無し