2023年の大阪で「すれちがい通信」をしたら何人とすれちがうのか?

26.大阪府

かつて販売されていた携帯ゲーム機であるニンテンドー3DSシリーズには、「すれちがい通信」という機能がありました。

今回は、その機能を使った企画となります。

すれちがい通信とは?

すれちがい通信といつの間に通信 | ニンテンドー3DS|任天堂
ニンテンドー3DS本体の「すれちがい通信」と「いつの間に通信」についてご案内します。

すれちがい通信とは、ニンテンドー3DSシリーズに内蔵された機能の事で、ゲーム機本体を持った人同士が街中などですれ違うと、互いに通信してくれるのです。

ゲームによってはこの機能と連動するものもあり(とびだせ どうぶつの森・トモダチコレクション新生活など)、すれちがい通信で限定アイテムを入手出来るなど様々なコンテンツを楽しむことが出来ます。

すれちがい通信するのか検証

ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスに関する終了時期のお知らせ|サポート情報|Nintendo
ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスに関する終了時期のお知らせです。

ただ時の流れは残酷で、すでに市場はNintendo Switchに完全に移行し、2011年より発売されたニンテンドー3DSシリーズは2020年に生産終了。

さらに2023年3月には3DSシリーズ向けの「ニンテンドーeショップ」もサービスを終了し、翌年4月上旬には3DSおよびWiiUのオンラインサービスの終了も発表されています。

そこで、今回はこんな検証をしたいと思います。

主要ハードがSwitchへ完全に置き換わった2023年現在にすれちがい通信を行うと、いったい何人とすれ違うのでしょうか

全盛期にはド田舎のスーパーをうろつくだけでも2人ぐらいはすれちがったものでしたが、ゲームハードの世代交代に伴い各種サービスが終了した今、現在でも3DSを持ち歩いている人は少ないと思われます。

ましてや鹿児島では限りなく少ないのではないでしょうか。

そこで最近、僕は大阪へ旅行へ行くことになったので、この機会に3DSを持ち込んで大都市ですれちがい通信を試みようと思います。

一度も足を踏み入れたことの無い、未知なる地へレッツゴー!

鹿児島から大阪へ

鹿児島空港から飛行機に乗ることおよそ1時間半、大阪国際空港へ到着しました。

ここで3DSを起動し、すれちがい通信を始めます。

万博記念公園に向かう

駅のコインロッカーで余分な荷物を預け、吹田市にある「万博記念公園」へ。

ここには全国的にも有名な「太陽の塔」があって、ゲートで入園料(大人260円)を払うといきなり現れました。

塔のてっぺんにあるのが未来を象徴する「黄金の顔」、正面にある強面な顔は現在を象徴する「太陽の顔」といわれています。

顔はその2つだけではありません!

塔の後ろ側に回ってみると「黒い太陽」があり、こちらは過去を象徴するのだそう。

黒い太陽の存在はここを訪れるまで全く知らなかったので、かなり新鮮な気分です。

そして2025年の大阪万博の象徴ことミャクミャク様のマンホール。

初めて見たときは「何やこいつ…」と思いましたが、いざ対面してみると意外と愛嬌あるじゃないですか。

園内のクレープ屋で一息。

メープルバター味のクレープを頼みましたが、超シンプルな味でなかなか美味しかったです。

店員の方も気さくでしたが、他に誰もいないのかワンオペ状態だったので気の毒…。

道頓堀に向かう

今度は「道頓堀」へ向かいます。

万博記念公園でもうっすら人の多さは感じていましたが、ここ道頓堀はその密度が尋常じゃないです。

見渡す限り人・人・人!!!

大阪がいかに大都市であるかを感じさせます。

特にグリコの看板付近では絶えず写真撮影をする人で溢れかえっていました。僕もその一部でしたが。

道頓堀川を通過し、道頓堀商店街へ。

十人十色な看板で頭上が彩られています。

視覚へダイレクトに訴える看板で満たされているのがまた良いですね。

これも大阪ならではなのかな?

「大阪へ来たならたこ焼きを!」ということで、近くのたこ焼き屋へ寄り道することに。

1個1個が大きめなので、一口で済ませようとすると口の中が熱々の生地と蛸に蹂躙されて大変なことになります。

味は今までに食べたたこ焼きの中で最高レベルでした!

ほかにはエッグタルトのお店も。

アンドリューって誰よ…と思い調べてみたところ、マカオに有る「ロード ストーズ ベーカリー」というエッグタルト店の創業者なのだそう!

サクサクの生地で、味はプリンのように甘く濃厚。文句はない。

丸一日歩き回った結果

道頓堀での通信を最後に3DSが一時的に起動しなくなってしまったので、ここで検証終了。

空港に到着してから万博記念公園・道頓堀をおよそ6時間かけて巡ってきましたが、果たして何人とすれ違ったのでしょうか。

すれちがい広場を開いてみると…。

1人

大都市ですらこの人数とは…。

▲ 滋賀県の方とすれちがったようだ

結果は悲惨なものでしたが、最後に3DSでやりたいことが出来たので良しとしましょう。

このあと僕は3DSを売りました。

今日のあとがき

スウ
スウ

かつては近くのイオンに行こうものなら大抵5人以上とすれ違ったものでしたが、今では大都会を回っても1人が限界とは…。

時の流れって残酷ですね。