霧島の山中にある秘密の泥湯地「鳥の池地獄」

46.鹿児島県

2023.02.02

ひとくちスポット紹介

危険が伴うため、場所の詳細は伏せさせていただきます。

スポット名	鳥の池地獄
所在地	〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
概要	霧島市の山奥にある地獄。鹿児島森林管理署によって立ち入りは禁止されている。

旧林田温泉ホテルの反対側から伸びる林道をひたすら進むと、とある泥湯地が道路脇に出現する。

その場所は「鳥の池地獄」と呼ばれ、2023年1月時点でGoogleマップ等には記載されておらず、知る人ぞ知る秘密の場所と化している。

この場所は、林道の丁字路の辺りに存在している。

道路上からは灰白色に染まった水が見えるが、その辺りは「おしろ池」とも呼ばれているようだ。

また、鳥の池地獄には“ボッケ”が至る所に存在している。

アイヌ語で「煮え立つ」という意味をもつこの場所では絶えず泥湯が湧き出しており、グツグツと鍋で煮ているような音が聞こえてくる。

ボッケからは、一般的な腐った卵…というよりは、それにエグみを加えたような何とも言えない不快な臭いがする。あんまり嗅ぐべきではない。

そんな鳥の池地獄だが、辺り一帯は立ち入り禁止となっているようだ。

そこら中にあるボッケは泥湯に加えて硫化水素ガスも噴き出しているほか、どれほどの深さがあるかの判別がつかない。

もし足を取られてしまった場合、底なし状態の沼地に身体が浸かる+深刻な火傷を負いかねないリスクがあるためこのような措置が取られているのだろう。

この近くにある川そのものが温泉になっている“山之城温泉”のように厳重ではないものの、長居はお勧めできない場所だ。

スウ

辺り一面もうもうと煙が立ち上っていて、大地のエネルギーを直に味わえます。

鹿児島にこんな場所があったとは…。