ひとくちスポット紹介
スポット名 | 紫尾山 |
所在地(山頂) | 〒895-1807 鹿児島県薩摩郡さつま町平川 |
概要 | 北薩地域(県北西部)において最も高い山(標高1,067m)。 山頂までは車道が整備されており、徒歩だけでなく車を使った登山も可能となっている。 |
今回訪れるのは、鹿児島県の出水市・さつま町にまたがる山「紫尾(しび)山」です!
紫尾山は北薩地域(鹿児島県北西部)において最も高い山とされていて、その標高は1,067m。
冬にはもちろん雪だって積もります。
さらにこの山は頂上まで車道が整備されているので、車での登頂も可能なのだとか。
せっかくなので今回は、そのルートを使って登ってみようと思います!
ただ、どうもその道は少々荒れているらしいですけどね…。
紫尾山へ向かう
2024年4月7日、天気は曇り。
時刻は11時44分を回ったところ。
今回の旅は、北薩横断道路・中屋敷IC付近の脇道を進んでいくところからお届けします。
脇道とはいっても、元々この道は国道に指定されていたらしいんですよね…。
とはいえ車1台分しか通れないような山道なので、代替の道として横断道路が造られたのも頷けます。
さらに進むと、木の枝や石が道路に落ちてそのままだったり、アスファルトがボッコボコに凹んでいたりで路面状況はかなり香ばしくなってきました。
途中、通行止めの看板も有ってドキッとしましたが…一応、紫尾山までは問題なく通れるみたいです。
ちなみにここまで対向車は1台も無し。
民家もぽつぽつと有るものの、どの家屋も人がいる様子はありませんでした。
交差点を左に曲がり、紫尾山方面へ。
道幅はまた一段と狭くなり、勾配もかなり急になってきました。
それに加えて霧も出てきたので、運転するのもけっこう怖いです。
その後、いくつかの九十九折れを抜け、紫尾山頂公園に到着!
結局ここまで他の登山者や車と出くわすことはありませんでした。
人気もないうえにこんな濃霧ですから、ちょっと心細いです。
一息つこうと駐車場奥のトイレに駆け込みましたが、大量の落ち葉やゴミが溜まっていて無理でした…。
徒歩で山頂へ
まだまだ道は続いているようですが…車を置いて、最後は徒歩で山頂を目指すことに。
標高1,000mともなるとけっこう肌寒いです。
辺りには電波塔がいくつも建っています。
ちょうど塔にうっすら霧がかかると、かなりミステリアスな雰囲気になりました。
個人的にお気に入りの写真です。
登頂達成!
12時19分、紫尾山制覇!
何も見えません!
薄々察してはいましたが、山頂は360度すべて霧に覆われていました。
思い返せば数日前からずっと天気が崩れっぱなしでしたからね…雨続きでは登山者もいないはずです。
白一色で何も見えないですけど、眺めは良さそうな雰囲気です。
ちなみに、晴れていれば桜島や霧島連山のほか、遠く離れた熊本県の天草諸島・長崎県の雲仙普賢岳なんかも見えるとの事。
「またいつか、晴れの日に再チャレンジしたいな…」
そんな願望と「またあの山道を下るのか」という思いを抱きつつ、山頂を後にするのでした。
今日のあとがき
紫尾山にはそれなりに鹿が生息しているみたいで、山頂で1匹、下山時に3匹と遭遇しました。
野生の動物は運転中に出てこられるとヒヤッとしますね…。
スポット情報
スポット名 | 紫尾山 |
所在地(山頂) | 〒895-1807 鹿児島県薩摩郡さつま町平川 |
営業時間 | 特に無し |
料金 | 特に無し |
駐車場 | 有り(無料) |