ひとくちスポット紹介
スポット名 | 丸尾滝 |
所在地 | 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂 |
概要 | 中津川に存在する滝。 この滝のすぐ上流では湧き出た温泉の一部が川に流れ込んでおり、湯の滝ともよばれている。 |
温泉が流れ落ちる珍しい滝!
今回紹介するスポットは、鹿児島県霧島市にある「丸尾滝」というところ!
天降(あもり)川支流の中津川上流域に位置する滝ですが、ここは他のそれとは違い温泉が流れ落ちるという珍な特徴を持っています。
下の地図をご覧いただきましょう。

丸尾滝から数kmほど上流に行けば、硫黄谷・林田・栄之尾・明礬(みょうばん)の4か所の温泉地帯があります。
特に硫黄谷は湯量が非常に豊富。
ここから温泉を引いている霧島ホテルによると、その湯量は1日1,400万リットルにも及ぶとのこと。
温泉が流れているといっても、ただの川の水も一緒に流れているので「川で入浴できる!」なんてことは無いようですが、その物珍しさに惹かれた僕は、休日を利用して実際にこの目で見てみることに。
実際に行ってみよう
2023年6月9日、天気は曇り。

滝周辺の道には駐車場が設けられているので、そこに駐車。

駐車場のすぐ目の前には、豪快に音を立てて流れ落ちる滝の様子が!
これこそが丸尾滝です。
高さ23m・幅16mとなると、遠くからでもかなり大きく感じますね…。

前日に降った雨の影響か、川の水は白く濁り気味。
展望台から見る滝

展望台から滝を見たところ!
滝壺は見事なエメラルドグリーン。
本当にここに温泉が流れ込んでいるのですね…。
いまの時期はありませんでしたが、冬の間は滝から湯気がのぼる様子が観られるそうです。

展望台は滝からかなり近い場所にあり、一部びっしょびしょに濡れていました。
以前はここが国道だった

滝のすぐ目の前を横切る道。
今でこそ車の往来も少なく、かなり静かな場所ですが…平成27(2015)年に「丸尾滝橋」が開通するまでは、ここが国道223号線に指定されていました。
▲現役時代のその道
僕も何度か現役時代の道を通ったことがありますが、車の中からどでかい滝が見られるのがとても印象に残っています。
ただ、そのときは交通量が割と多かったので、駐車場には停めにくそうだなと思った覚えが…。
おわりに

火山のたくさんある鹿児島ならではの珍しい滝。
霧島温泉郷からすぐそこの距離にある観光スポットなので、近くを訪れた際はぜひここにも立ち寄ってみてはいかがでしょう!
以上、丸尾滝についてお届けしました。
今日のあとがき


秋になれば、滝周辺は紅葉スポットにもなります!
割と高地にあるので、シーズンは平地より少し早め(11月上旬~11月下旬)といったところ。
スポット情報
スポット名 | 丸尾滝 |
所在地 | 〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂 |
営業時間 | 特に無し |
料金 | 特に無し |
駐車場 | 有り(無料) |