ひとくちスポット紹介
| スポット名 | 都井岬灯台 |
| 所在地 | 〒888-0221 宮崎県串間市大納80-2 |
| 概要 | 都井岬に建つ灯台。 九州で唯一灯台の内部へ入ることができ、屋上からは太平洋などが一望できる。 |
国内でも数少ない「中に入れる灯台」
今回紹介するスポットは、宮崎県串間市にある「都井岬灯台」。
宮崎最南端の都井岬に建つ灯台で、なんと内部が見学できるのです!

日本全国における灯台の数は3,000以上にも及びますが…そのうち内部を見学できるのは、都井岬灯台を含め僅か16カ所しかありません。
加えて、それが可能な場所は九州ではここだけ。
今回は、そんなレアな灯台について取り上げたいと思います!
実際に行ってみた
2025年7月11日、天気は曇り時々雨。

まずはゲートを通り過ぎ、右手側のほうに建つ受付棟で灯台の参観寄付金を支払うところから。
大人(中学生以上)は1人300円となります(小学生以下は無料)。
参観時間は以下の通りでした。
| 月 | 平日 | 土日等 |
|---|---|---|
| 3月~10月 | 9:00~16:30 | 9:00~17:00 |
| 11月~2月 | 9:00~16:30 | 9:00~16:30 |
※なお、参観受付は16:15までとなります。

こちらが正面から見た都井岬灯台!
緑あふれる景色に真っ白な塔がよく映えます。
これで天気がもっと良ければ…。

階段のそばには、いかにも南国だなぁって感じの花が見事に咲いていました。
あとで調べてみたら「ハマユウ」という花なのだそう。
宮崎の県花にもなっています。

灯台の出入口。
頭上には、昭和4年12月に初点灯した旨の銘板がはめ込まれていました。
それではお邪魔します…。
内部はこんな感じ

螺旋階段を上っていきます。
内部はカビ臭いという訳ではないですが、どこか年季を感じるにおいです。


その途中、展望デッキのような場所があったので寄り道。
水平線を拝めるほど雄大な太平洋と、高波が打ち付ける沿岸の様子が見て取れました。
あの厚い雲が無ければ、さらに素晴らしい眺めなんだと思います。

振り返ると、灯台の頭部はすぐそこに。

レトロなドアを抜け、さらに上がっていきます。

でっっっか
ふと見上げると、灯台の心臓部がお出まし。
ここから約44km先まで照らすことができるそうで、単純計算でいけばお隣の日南市から鹿児島県の肝付町あたりまで届くでしょうか…。

そしてこれが屋上からの景色!
地味に高所恐怖症を発症するぐらいの高さです。
そして風がけっこう強い…。
都井岬灯台の歴史
最後に、都井岬灯台の歴史を紹介してこの記事を締めたいと思います。

細かい出来事は割愛するとして、とりあえず重要そうなものをまとめてみました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 昭和4(1929)年12月22日 | 灯台が初点灯する |
| 昭和19(1944)年7月2日 | 灯台が電化。2,000Wの白熱電球が設置される これにより当時東洋一明るい灯台になった |
| 昭和20(1945)年7月29日 | 空襲により灯室が大破 ※約4年半後に復旧 |
| 昭和25(1950)年9月13日 | キジア台風により灯篭が大破 ※約8ヶ月後に復旧 |
| 平成2(1990)年2月1日 | 「宮崎県建築百景」に選ばれる |
| 平成10(1998)年11月1日 | 「日本の灯台50選」に選ばれる |
| 平成31(2019)年3月29日 | 国の有形文化財に登録される |
そのほか、1960~70年代には新婚旅行ブームでここ都井岬に多くの観光客が押し寄せたといわれています。
今はひっそりとしていますが、かつての灯台周辺は相当な賑わいを見せていたことでしょう…。

都井岬の栄枯盛衰を見つめ続けるあの灯台も、あと数年で100歳を迎えます。
またここに来るときまで、変わらず残っていますように…。
今日のあとがき

スウ灯台内部にはこんなものも設置されていました。
灯台の中で地震に遭うケースはそうそう無いかもだけど…南海トラフの件もあるし、一応紹介しておきます。
スポット情報
| スポット名 | 都井岬灯台 |
| 所在地 | 〒888-0221 宮崎県串間市大納80-2 |
| 営業時間 | 3月~10月:土日等は9:00~17:00(平日は9:00~16:30) 11月~2月:平日・休日に限らず9:00~16:30 ※参観受付は16:15まで |
| 今回払った料金 | 岬手前の料金所で払った野生馬保護協力金:400円(車1台) 灯台の参観寄付金:300円 |
| 駐車場 | 灯台手前の敷地内に有り |










