荒れ果てた廃墟のそばで温泉が湧く「あいら温泉センター跡」

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ひとくちスポット紹介

スポット名あいら温泉センター(閉業)
所在地〒899-5411 鹿児島県姶良市鍋倉
概要地下約700mから汲み上げた源泉がある温泉施設。
2007年~2010年の間に閉業したとされる。

閉業から10数年、荒れ放題の廃墟

2024年3月24日、天気は雨。

今回紹介するスポットは、鹿児島県姶良市にある「あいら温泉センター」という施設。

ただし、こちらは既に2007年~2010年の間で閉業しており、今ではご覧の通りの廃墟っぷり。
入口へ通じる橋が写真中央にありますが、じわじわと草木に覆われつつあります。

角度を変えて橋を撮影したところ。

橋の下から白い湯気がモクモクと上がっていました。
使われなくなった源泉があの辺りから湧き出ているらしく、そのまま川に注がれているとか。

「??もできます ???」

すっかり風化してしまって読めない…。

正面玄関付近。

植物の浸食も凄まじいですけど、大半の窓ガラスが割れていたり落書きがあちこちにされていたりとかなり荒れ気味でした。

おそらく市街地からほど近い場所に在るのと、一部でここが心霊スポットとして紹介されているのが原因でしょうが…建物自体の風化も相まっておどろおどろしい雰囲気を醸し出しています。

建物の東側には、営業当時の看板がそのまま残されていました。
「素泊まり5,000円・1泊2食8,000円より」とあり、宴会なんかも出来たみたいです。

無残に割られた窓からわずかに見える建物内部。

廃墟となった本館の裏側には、赤い屋根の建物も有りました。

営業当時はこの建物で家族湯を提供していたようです。

今日のあとがき

▲ツタに覆われた温泉タンク
スウ

建物は廃れてしまっているものの、温泉が健在なのには驚きました!
湯気が出るほど熱々の源泉があることだし、ここに新しい温泉施設が出来たらいいなぁとか思ってしまいますが、難しいでしょうね…。

スポット情報

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この記事を書いた猫

九州地方に住むケモノ。
愛車でドライブを楽しむかたわら、2022年より観光スポット紹介と旅行記を兼ねたブログ「けものたび」を開設。

2022年:本土最南端「佐多岬」到達
2023年:日本最低峰の一つ「天保山」制覇

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