期間限定で陸続きになる「知林ヶ島」へ!渡島証明書も有ります

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ひとくちスポット紹介

スポット名知林ヶ島
所在地〒891-0404 鹿児島県指宿市東方
ウェブサイト知林ヶ島~ちりんがしま~|いぶすき観光ネット
概要鹿児島湾(錦江湾)にある無人島。
3月~10月の干潮時には島と本土をつなぐ砂州が出現し、徒歩で島へ渡ることが出来る。

知林ヶ島へ

2023年4月9日、天気は快晴。

今回紹介するスポットは、鹿児島県指宿市にある「知林ヶ島」です!

こちらは市の北東部にある田良(たら)岬の沖合に浮かぶ島なのですが、この島がもつ大きな特徴として、時季によりますが「歩いて島に渡ることが出来る」のです

砂の道「ちりりんロード」

岬と島をつなぐ砂州は知林ヶ島の名をとって「ちりりんロード」といわれていて、その長さはおよそ800m。
写真はちょうど潮が引いて砂の道が現れたときのもの。

出現するのは3月~10月の干潮時のみですが、条件が整えばこのようにだだっ広い砂の道が出来上がるのです!

今立っている砂州の真ん中あたりは砂がフカフカで足を取られやすいので、歩くときは波打ち際を歩くと良いかも。

ちなみに、砂州の出現予測についてはこちらのサイトで見られますので、渡島の際はぜひ見ておきましょう。

島に上陸!

岬から約20分ほど歩き、知林ヶ島へやって来ました!
何mはあるでしょう…背丈以上のやたら大きい岩がいくつも転がっています。

そして、浜辺ではガイドの方がテントを張って待機しているので、渡島証明書はそこで発行してもらえます!
1枚100円です。

島内を散策しよう

この日は夕方まで砂州が残っているらしく、島から出るにはまだまだ余裕のある時間帯。

せっかくなので、島内を散策してみることにしました。

島には遊歩道が設けられていて、多少急なところも有りますが、基本的に安心して歩けるぐらいには整備されています。

自然豊かな知林ヶ島では、遊歩道に動物や鳥の足跡がついていることも。
こちらはタヌキの足跡らしく、まだコンクリートが舗装したてで固まりきっていないときにこの上を歩いたのでしょう…。

島を訪れた際には探してみると良いかも!

知林ヶ島灯台

かつて知林ヶ島には人が住んでいて、島の北側にはそのときに建てられた「知林ヶ島灯台」があります。

割とツタの浸食が進んでいますが、立派な現役の灯台です。

灯台の周りは木々に覆われているので視界は多少遮られますが、ちょっと開けた部分から見た景色はなんとも綺麗。

錦江湾の青い海、そして対岸の大隅半島が見渡せるので、灯台に来たら裏手に回ってみてください!

余談ですが

スウ

田良岬側には、Chirin’s Heart(チリンズハート)と呼ばれるオブジェがあります。
写真では分かりませんが、ある角度から見ると2つのオブジェが良い具合に並んでハートの形に見えるのだそう。

スポット情報

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この記事を書いた猫

九州地方に住むケモノ。
愛車でドライブを楽しむかたわら、2022年より観光スポット紹介と旅行記を兼ねたブログ「けものたび」を開設。

2022年:本土最南端「佐多岬」到達
2023年:日本最低峰の一つ「天保山」制覇

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