【鹿児島】今は立入禁止の「左箙の滝」と徒歩0分のお手軽滝「岩瀬戸の滝」

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ひとくちスポット紹介

スポット名左箙(ひだりえびら)の滝
岩瀬戸(いわせど)の滝
所在地〒899-5305 鹿児島県姶良市蒲生町白男
概要どちらも姶良市の山間にある滝。
左箙の滝は私有地の奥にあり、2024年4月現在は立入禁止となっている。
岩瀬戸の滝は道路脇を流れる川のすぐそばにあり、気軽に訪ねることができる。

今回紹介するスポットは、鹿児島県姶良市にある「左箙の滝」「岩瀬戸の滝」です!

本来は左箙の滝のみ紹介する予定でしたが、事前調査でどうもその滝は立入禁止になっているらしくて…。
さすがにその情報だけで記事を終えるのは勿体ないので、近くの岩瀬戸の滝についても取り上げていこうと思います。

左箙の滝へ

2024年4月27日、天気は曇り。

まずは左箙の滝から。
写真奥に建っている黒い外壁の建物が目印です。

ところでこの滝、「ひだりえびら」なんてなかなか独特な名前をしていますが…実はちゃんとした由来があるのだそう。
市の広報誌より引用させて頂きます。

「三国名勝図会」に記録が残る左箙の滝。箙とは矢を入れる筒のこと。

島津軍が蒲生を攻めた際、この滝付近の絶壁の下を敗走。途中、箙が邪魔になり左に付け替えたことが滝の名前の由来になっている。
ジオパークのサイトではないが歴史あるダイナミックな滝だ。

※現在は私有地のため立ち入りできない。

広報あいら[Airaview]令和3年8月16日 第222号より引用

ちなみに崖というのは、おそらくこの崖の事を言っているんでしょうね…。
高さはどれ位あるんでしょうか。

で、肝心の滝はこの私有地の庭園を進んだ先にあるらしいのですが…、現在は入口に「立入禁止」の札つきでロープが張られており、入れないようになっていました。

庭園も雑草に覆われ、管理はされていない様子。

以前はここにカフェも有ったとの事。
既に閉業してしまっていますが、建物自体はきれいに残っています。

外からでも多少滝は見える

残念ながら滝壺まで近づくことは叶いませんでしたが、滝がわずかに見えるポイントが有ります。

先程の入口から少し西側に移動すると・・・。

こんな感じで、木々に阻まれてはいますが滝の様子が窺えます!
意外とでかい滝でした。

滝の高さは約15~20mとされ、滝壺付近にはお堂があるみたいです。
果たしてこの滝を間近で見られる日は来るのか…?

岩瀬戸の滝へ

左箙の滝から車で西に進むこと約5.3km、次の目的地である岩瀬戸の滝へ。

滝があるのは、路肩に立っている白い案内板の辺りです。

これが岩瀬戸の滝!

この滝はちょうど道路脇を流れる前郷(まえごう)川に注いでいて、こんな感じで道路からでも見ることができるのです!

以前は滝の目の前を杉林が遮っていたようですが、今ではこのように伐採されて見やすくなっています。

階段を降り、奥まで近づいて撮ったところ。
高さは約25mとけっこう高めですが、斜面を流れ落ちるタイプの滝とあって割と穏やかな印象。

最後に、岩瀬戸の滝付近で見つけた無名の滝の写真をどうぞ。

岩瀬戸の滝を間近に見られたのは良いものの…左箙の滝はやはり立入禁止となっていて、その姿を完全には拝めなかったのが残念でした…。

遠くからでもなかなかの迫力っぷりだったので、いつの日か開放された時にまた訪れてみたいところです。

今日のあとがき

スウ

左箙の滝の真向かいには「滝の湯」とよばれる貸切温泉があって、24時間いつでも入れるそうです!
先日ここに入浴してきたので、どんな温泉かは下のリンクからどうぞ!

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スポット情報

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この記事を書いた猫

九州地方に住むケモノ。
愛車でドライブを楽しむかたわら、2022年より観光スポット紹介と旅行記を兼ねたブログ「けものたび」を開設。

2022年:本土最南端「佐多岬」到達
2023年:日本最低峰の一つ「天保山」制覇

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