野間岬について
今回紹介するスポットは、鹿児島県南さつま市にある「野間岬」!

薩摩半島から枝分かれするように伸びた野間半島の先っぽにある岬で、薩摩半島の最西端でもあります。
外洋に突き出たその立地は、“薩摩半島における最果ての地”と言えるでしょう。

国道の標識には、かなり離れたところから野間岬の案内が出始めます。
まるで野間岬が観光地であるかのような待遇ですが…ネット上にある口コミを見てみると、「治安が悪い」「荒れている」など、観光地らしからぬ感想が多数ある様子。
今回は、そんな岬について紹介したいと思います。
実際に行ってみる
2025年12月31日、天気は晴れのち曇り。

野間岬の手前、野間池漁港の傍らより。
すでに最果て感が漂う場所だが、ちゃんと人の営みを感じる。
年末とあってか、ツーリング中のバイクと出会う機会が結構多かった。

野間岬へ通じる道は、車のすれちがいさえ困難なこの道一本のみ。
うーん狭い。
狭すぎる!!

走っていると、野間岬から下りてくる車としばしば遭遇する。
軽同士ならなんとかすれちがえる位だけど、けっこうギリギリな感じ…。
野間岬ウインドパーク跡
野間池漁港から10分ほどかけて狭い山道を上っていくと、けっこう大きめの広場に出てきた。

ここはかつて「野間岬ウインドパーク」と呼ばれる発電所があったところ!
2019年までの運用を終え現在はすべて解体されていたが、広場周辺には巨大な風力発電施設が10基建っていたようだ。
今いる場所は、発電所と一緒に整備された展望台といったところか。

ちょっと草が生い茂っているけど、眺めは素晴らしい!!
この日は天気が悪く何も見えなかったが、あの水平線の先には薩南諸島の黒島や宇治群島がある。
空気が澄んでいれば、島影が見えるのかもしれない。

野間半島の先っぽ。

広場には立派なクジラのモニュメントも有ったが…身体には落書きがされ、看板があったところには何故かアラビア語が書かれていた。
ほ、本当に治安が悪い…。

以前は公衆トイレもあったのだろう。
今ではすっかり草に覆われてしまい、出入口もすべて分厚い板で塞がれていた。
にっこり顔のクジラに胸が締め付けられる…。
薩摩野間岬灯台

野間半島の先端には、薩摩野間岬灯台が建っている。
灯台へはこの道を通っていくようだが…

本当に合ってる?
心配になってGoogleマップを見てみたが、確かにこの道で合っているらしい…。
イノシシか何かの罠もあるし、不安が募る。

ついに舗装すら無くなった。
もうほとんど獣道じゃないか…。

間もなく頭上を木々が覆いはじめ、薄暗くなってきた。
辛うじて踏み跡はあるが落石が多く、足元が悪い。

ようやく灯台の姿が見えてきた。
結局、広場からここまで歩いてくるのに20分ほどかかった。
地味に長い道のりだった…。

これが薩摩野間岬灯台!
狭い平場に建てられているため全体像を撮ることはできなかったが、なかなかコンパクトな灯台だ。

この灯台が運用を開始したのは昭和34(1959)年と、けっこう古め。
固く閉ざされたドアには、過去に訪れた人達によって無数の落書きが刻まれていた。
中には昭和50年代のものも…。

残念ながら灯台の周りは木々に覆われ、景色はほとんど見えず。
ただ果てしなく続く大海原だけが見えた。
今日のあとがき


廃れ気味ではありますが、最果ての地らしい良い眺めでした!
ただし道がどうにも狭いので、訪問の際は軽自動車かバイクをおススメしておきます…。
スポット情報
▲地図では薩摩野間岬灯台を示しています
| スポット名 | 野間岬 |
| 所在地 | 〒897-1301 鹿児島県南さつま市笠沙町片浦 |
| 営業時間 | 特に無し |
| 駐車スペース | 有り(無料) |
| トイレ | 使用不可 |










