毎週金曜日 20:00に投稿予定!

知る人ぞ知る、鹿児島市にある昔ながらの家族湯「天然温泉 湯乃山」

目次

ひとくちスポット紹介

スポット名天然温泉 湯乃山
所在地〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町12‐1
概要鹿児島市街地にある源泉かけ流しの温泉。
大浴場と家族湯が併設されている。

街中にひっそり佇む温泉

2025年4月27日、天気は晴れ。

今回お邪魔する温泉は、鹿児島県鹿児島市にある「天然温泉 湯乃山」
こちらは大浴場と家族湯の両方がある温泉で、市内においては知る人ぞ知る温泉とされているようなところ。

「せっかくだし一番風呂に入りたい!」と、開店間もない時を狙って夜勤明けにお邪魔することにしました。

温泉への行き方

温泉は、市街地から少し山手側に入ったところの線路沿いにあります。

駐車場は「西郷隆盛終焉の地」のすぐ隣の路地を進んだ先。
さらにお隣の路地はマンションの駐車場に繋がってしまうのでお気をつけて。

駐車場は右手側にあります(6~7台分はスペースがあったかな)。

受付を済ませて脱衣所へ

駐車場から坂を上っていくと、受付が見えてきます。

大浴場と家族湯の料金は、どちらも1時間500円でした。

大抵の温泉だと、大浴場は手頃な価格なのに対し家族湯はそれより高いことが多いですが、ここはその限りではない様子。

家族湯は全部で7室あり、各部屋で内装が地味に異なる模様。

店主の方から「今は4室空いているのでお好きな部屋を選んでください」と優しい口調で言われたので、一番奥の部屋に決めました。

土間のような雰囲気ですが、ここが脱衣所となります。

電気は点きますが、そのスイッチは脱衣所の外側にありました。
漂うDIY感…。

なお、脱衣所内にコンセントは無いので、髪を乾かすには敷地内のトイレを使うのだそう。

昭和レトロな浴室

キイィッと音をたてて開けたドアの先。

こちらが今回浸かるお風呂となります!
タイルとか部屋の造りとか、かなり昭和チックな感じです。

そういえば…浴室、電気をつけるスイッチ的なものが無かったな…。

トポトポと絶え間なく琥珀色の温泉が注ぎ込まれていて、入る前から既に溢れていました。

洗い場は無く、シャワーも有りはしますが水だけ出るタイプ。
また、シャンプーやボディーソープ等のアメニティも無いので、要持参です。

▲凄まじい湯気

湯加減は熱すぎず、まさに適温。
湯船はそこまで広くないですが、一人なら問題なく入れるぐらい。

昔は天井のトタン部分が無かったらしく、あそこから空が見えたそう。
今は塞がれていますが、かえって秘密基地感が出てますね…。

そして身体を洗っていた時から思っていたこと。

ここの温泉の大きな特徴として、やたらツルツルするのです!
泉質は「単純温泉」の区分ですが、肌がスベスベになるメタケイ酸が多めなことが影響しているのでしょう。

個人的には、今までに入った温泉の中でもここが一番ツルツルでした。

感想

▲庭先ではドリンク類が販売されていた

設備は最低限&古めでTHE・地元の温泉という感じの佇まいでしたが、温泉の質は名泉レベルでした!
鹿児島市の温泉ということで朝一番からの混雑も薄々覚悟していたものの、予想に反して割と空いていたので大変良き。

価格も安めだったし、喧騒から離れてゆったりのんびり浸かれた場所。
近くを訪れたらまた行こうと思うのでした。

今日のあとがき

スウ

せっかくなので、「西郷隆盛終焉の地」の様子も。
敷地内には案内板も設置されていました。

スポット情報

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この記事を書いた猫

九州地方に住むケモノ。
愛車でドライブを楽しむかたわら、2022年より観光スポット紹介と旅行記を兼ねたブログ「けものたび」を開設。

2022年:本土最南端「佐多岬」到達
2023年:日本最低峰の一つ「天保山」制覇
2024年:日本最南端の電停「谷山電停」到達

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