ひとくちスポット紹介
| スポット名 | 那良口駅 |
| 所在地 | 〒869-6402 熊本県球磨郡球磨村三ケ浦丙 |
| 概要 | JR肥薩線の駅。 2020年7月の豪雨災害によって長らく休止状態が続いていたが、2025年3月の発表で駅の廃止が決まった。 |
運休が続く肥薩線と復旧案
2020年7月3日~4日にかけて記録的な大雨に見舞われた熊本県。
特に大量の雨が流れ込んだ球磨川においては堤防の決壊や氾濫が発生し、その川沿いを走るJR肥薩線でも「球磨川第一橋りょう」「第二球磨川橋りょう」、そのほか各所で線路や路盤などが流失しました。

八代―吉松間では2025年現在でも運休となっており、矢岳越えを伴う人吉―吉松間(山線)はまだ復旧の見通しが立っていませんが、球磨川沿いを走る八代―人吉間(川線)は鉄路での復旧が決まりました。

とはいえ、完全に元通りになるわけではなく…川線の復旧にあたって、以下の3駅が廃止対象となりました。
八代市の「瀬戸石駅」、芦北町の「海路(かいじ)駅」、そして球磨村の「那良口(ならぐち)駅」。
いずれも一日あたりの平均利用客数が0~1人以下の駅です。
今回はその内の那良口駅へお邪魔します。
実際に行ってみた
2025年7月27日、天気は晴れ。

那良口駅は、人吉市街地を抜けて球磨川沿いの県道15号線をしばらく進んだところにあります。
基本的に道幅は車1台分くらいしか無く…待避所なしには離合もできないような感じ。

球磨川を背にして建つ那良口駅。
人気は全くありませんが、駅自体の管理はなされている様子。

改札は無く、歩けばホームへ一直線のシンプル構造。

ホーム付近に設置されている植木鉢たち。
地元の方々が手入れされているのでしょう…綺麗に咲いています。
未だ残る災害の爪痕

ホームに立ったところ。
そこから見た線路は土砂に埋もれてしまっていて、あの日から時が止まっているよう。
「今にも列車が来そう」とは到底言えません。


配電盤や電信柱もそのまま。

駅名標も引っこ抜けてしまったのか、壁に立てかけてありました。
廃止後は「ならぐち」の表記も無くなるのでしょう…。
おわりに
最後に、那良口駅付近にあった踏切の写真を。

那良口駅を含む3駅の廃止を盛り込んだ復旧案が出たとはいえ、川線の復旧はまだこれからといったところ。
執筆時点で、駅舎はそのまま残るのか、それともまるまる撤去されるのかは決まっていないようですが・・・肥薩線の復旧状況から、まだしばらくは今のまま残りそうな感じです。
訪問の際はお早めに。
余談ですが

スウ構内には駅ノートも備え付けられています。
スポット情報【2025年8月時点】
| スポット名 | 那良口駅 |
| 所在地 | 〒869-6402 熊本県球磨郡球磨村三ケ浦丙 |
| 駐車場 | 無し |
| トイレ | 無し |
| 現状 | 駅舎は管理されている様子。 線路などは水害以降ほぼそのままの状態となっている。 |








