牟礼ヶ岡ウインドファームって？
「牟礼ヶ岡（むれがおか）ウインドファーム」とは、鹿児島県鹿児島市にある風力発電施設のこと。
ここは全8基の風車が山上に設置されていることから、遠くからでもその存在が分かるのが特徴の場所です。
電力施設なので区域への立ち入りはできませんが…そのすぐ近くに遊歩道が整備されているので、巨大な風車の様子を間近で拝むことができるようです。
実際に行ってみよう
2025年3月9日、天気は晴れ。
今いる場所は「牟礼岡自然遊歩道」の入口。
ここから1,200m先の風車が見られる頂上まで歩いて行きます。
一応遊歩道ということで、ここから先は車両通行止め。
駐車場は無いので路肩の空きスペースに停めさせてもらうことにしました。
道中の様子
少し進んだ先はフェンスで封鎖されていますが、その右脇から入れるようになっているので大丈夫。
フェンスを過ぎると開けた場所に出て、風車が見えてきました。
写真ではそうでもないですが、肉眼で見ると既に迫力マシマシです。
伐採され、鹿児島市街地や桜島を見渡せるところも。
さらに坂を上っていくと、遊歩道は左に折れ、杖が用意されるほどの急な山道ゾーンに突入。
かなり鬱蒼としているけど、多少人通りはあるので蜘蛛の巣はそこまで無いかも。
頂上に到達！
歩き始めてからおよそ20分、ついに頂上に辿り着きました！
この日は程よいポカポカ陽気。ベンチもあるし、日向ぼっこには最適です。
そして周りには…
と ん で も な く デ カ い 風 車 た ち
動いてはいないようですが、その存在感は圧倒的。
頂上はかなり見晴らしがよく、薩摩半島の山々をのぞむことができます。
看板と照らし合わせても正直どれがどの山か分からなかったのはともかく、少なくともかなり遠くの方まで見渡せました。
牟禮神社
さらにここには「牟禮（むれ）神社」が鎮座しています。
祀られている牟礼大明神・馬頭観音・写真奥の巨岩を合わせて「牧神様」と呼んでいるとのこと。
お賽銭は祠の手前にある筒状のものに入れる感じでした。
風車が無くなる？
ここを訪問した段階ではまだ気づきもしませんでしたが、風車の設置されている牟礼ヶ岡ウインドファームはすでに発電施設としての役目を終えたそうなのです。
今ある風車は順次解体が進められ、2025年9月末までにすべて撤去される予定となっています。
あちこちから見ることのできた風車ですが、それももうすぐ見納めとなるでしょう…。
余談ですが
スウ一帯は杉林が広がっていて、春は花粉がキツイかも。
普段は何ともない筈なのにけっこうムズムズしました…。
