ひとくちスポット紹介
スポット名 | 観音滝公園(観音滝リゾート) |
所在地 | 〒895-2203 鹿児島県薩摩郡さつま町永野7133-1 |
ウェブサイト | 観音滝リゾート-鹿児島県さつま町 |
概要 | 川内川支流の穴川・南川が合流する地点に位置する公園。 2022年末より、観音滝の周辺を除く園内は工事のため閉鎖されている。 |
観音滝リゾートにて
2024年5月14日、天気は快晴。
今回紹介するスポットは、鹿児島県薩摩郡さつま町にある「観音滝公園」です!
この公園は“観音滝リゾート”とも呼ばれ、園内では観音滝が見られるほか、レストランやグラウンドゴルフ場といった各種施設も整備されているのですが…残念ながら、2022年末より観音滝公園は設備工事を行っているらしく、立入禁止となっていました。
ただし、観音滝とガラス工房「薩摩びーどろ工芸」があるエリアは一般開放されているとのこと。
公園の裏からアクセスできるようなので、そちらに行ってみることに!
公園の裏手まで車を移動させ、ガラス工房の手前にある広場に駐車。
本当はガラス工房の方にも駐車場はあるんですが、そこに立ち寄らないのに近くに車を停めるのも何だか気まずいなぁ…ということで、ここから先は徒歩で行くことにします。
しばらく歩くと、ガラス工房の建物が見えてきました。
観音滝はこの建物のすぐ近くにあるので、早速行ってみましょう。
目印は看板と観音像です!
実はもう遊歩道を歩いている時点で既に滝が見えているんですが、その先には木製の滝見台が設けられています。
ここを上り切ると…。
観音滝を真正面から見ることが出来るのです!
実に豪快で素晴らしい滝。
特に今日は水量も多いみたいなので、迫力も増し増しです。
観音滝の由来
最後に、“観音滝”という名前の由来について紹介しておきましょう。
実はこの滝には、ある村娘の一途な恋が実った伝説があるのです。
伝説の内容は「村娘とお坊さんの恋が成就する」といったものですが、本来であれば、この恋は身分の違いなどの事情からまず実ることは無いはずの恋でした。
そんな娘は、あるときこの滝でお坊さんの幻覚を見て滝壺に飛び込んでしまうのです。
辛うじて一命をとりとめた娘。
なぜ滝へ飛び込んだのか、その事情を知った両親が毎日毎日滝に向かって念仏を唱え続けたところ、雷雨とともに観音様が現れたのです。
この一連の出来事を知ったお坊さんはとても感動し、長い修行を終えて俗人へと戻ることとなった彼はその娘とめでたく結ばれることに。
村の間では「この恋の成就は観音様のおかげ」とされ、やがてこの滝にも「観音滝」と名が付いた…といわれています!
余談ですが
今回は観音滝のみの紹介でしたが、観音滝公園にはまだあと2つほど滝があるのだそう。
いつか工事が終了したら、そちらも紹介したいと思います!
スポット情報
スポット名 | 観音滝公園(観音滝リゾート) |
所在地 | 〒895-2203 鹿児島県薩摩郡さつま町永野7133-1 |
営業時間 | 休園中(観音滝周辺を除く) |
料金 | 特に無し |
駐車場 | 有り(無料) |
ウェブサイト | 観音滝リゾート-鹿児島県さつま町 |
現状 | 2024年5月現在、公園はリニューアルのため閉鎖中。 観音滝周辺のみ開放されている。 |