県道の概要

今回走る「鹿児島県道391号下手山田帖佐(しもでやまだちょうさ)線」は、鹿児島県の薩摩川内(さつませんだい)市と姶良(あいら)市を結ぶ総延長約27.9 kmの県道です。
起点は旧・祁答院(けどういん)町の中心部、終点は姶良市の中心部といった風に、街と街を結ぶルートではあるものの…問題はその間にある山道。
2025年時点で大型車への明確な通行規制は無いものの、それなりに厳しい道となっています。
実際に走ってみた
2025年10月26日、天気は晴れ。

今いるのは、県道391号の終点であるJR帖佐(ちょうさ)駅前。
まだ夜明け前にもかかわらず、駅に向かう方やタクシーの姿がちらほら。
ここから起点を目指していきます。

この辺りは姶良市の中心部ということで、“険道”とはかけ離れたキレイな道路が続きます。
駅から600mほど走ったところで、国道10号線と交差。

その先には「イオンタウン姶良」も見えてきます!
ここまで走った感じでは、これから道が険しくなるなんて想像もつきません。
だって道沿いにイオンですもの。

とはいえ、進むごとに少しずつ建物の数が減ってきているのは確か。
「米山交差点」を左折し、県道42号と一時並走します。

その後、Y字路を直進して県道42号とはお別れ。
それまで後続には何台か車がいましたが、みんな別方向へ行ってしまいました。

田んぼの中を数キロ走り、山田集落へ入ります。
学校や住宅街、団地もあるので比較的栄えているところかも。
その先には「山田の凱旋門」というモニュメントも建っています(詳細は▼の記事をどうぞ)。


突き当たりの交差点を右折し、ここからはしばらく県道40号と並走です。
約850m進んだところで青看板が出てくるので、そのすぐ先にある道を左折。
奈良袂(ならたもと)集落へ入ります。

せっっま
第一の難関【奈良袂集落〜漆集落】
奈良袂集落を抜けると、形相は一気に山道そのものになりました。

路面にはひび割れや段差が出てきたものの、堆積物はそこまで無いことから多少の交通量は有るみたい。
といっても…夜間はまず誰も通らなさそうなので、そのときに落ちた枝がそのままになっていることがあります。
朝一番に通った僕はコレをどける事になりました。


その先には、道路が派手に崩壊しているところも。
多分これらは、この数ヶ月前にあった豪雨によるもの…道幅が広いところで崩れただけまだ良かったのかな。

林の中を徐々に上っていきます。

この交差点で県道446号と合流。
余談ですが、この県道446号も鹿児島における“険道”のひとつとして知られています。
一部区間は「大型車通行不能」らしいので、そっちは相当険しいはず。

そして再び分離。
県道391号は左方向です。暗い。

ついに離合する余裕も無くなってきました。

そんな道でさえ、時間帯によってはダンプカーが通ることもあるみたい。
いまの時刻は朝6時半。
ダンプカーはまだ大丈夫かもしれませんが…そろそろ地元の方の車も走りだしそうなので、遭遇せぬよう早めに抜け出したいところ。

漆集落へ入りました。
小学校やお店もあるので、険道区間で見かける集落の中では一番栄えているところだと思います。
道路も片側1車線だし、快適そのもの!

400mほど進んだところでセンターラインが消失し、再び道が狭まってきましたが・・・

この先 道路幅員減少
大型車は離合困難 鹿児島県
今度は・・・ヤバそう。
第二の難関【漆集落〜秋上集落】

暗い森の中にはバス停がぽつり。
バスはここで折り返していくみたいですが、それでもこんな所までバスが来るというのは普通にビックリ。

その先に集落は無く、ひたすらこんな道が続きます。
時折射す朝日がまぶしい…。

ここでようやく姶良市を抜け、薩摩川内市へ入ります。

間もなく鬱蒼とした森から抜け出して、道路も1.5車線くらいの幅にまで拡がってきました。
いよいよ山道を抜ける雰囲気…!

さらに進むと秋上(あきあげ)集落へ突入。道路状態も格段に良くなりました!
ここまで来れば、険道区間は終わりと言って良いでしょう。
ゴールはもうすぐ!

この辺りは盆地になっているようで、朝はかなりの霧模様。
写真でご覧いただく以上に視界は劣悪なので、なかなか怖いです。

突き当たりを左折。
正面に見えるのは、「上手(かみで)小学校」跡。
2024年に閉校したばかりです…。

そしてしばらく進むと県道51号とぶつかります。
ここが県道391号の起点!長かった…。
走破にかかった時間:1時間08分
全線を通してすれちがった車:5~6台(すべて市街地での対向車でした)
おわりに
以上が、鹿児島県道391号下手山田帖佐線を走破した記録となります。

道中は市街地や集落を通るため、険道区間とそうでない区間の割合は5:5位だと思いますが…それでも県道全体の長さが20km以上あるので、「ボリューム感ある道だった」というのが正直な感想。
険道区間は、道幅が狭いこと以外に特筆すべきことはありませんでしたが…それでも道沿いに集落がぽつぽつと在るので、日中は対向車の姿をそれなりに見かけそうな感じ。
ダンプカーなどの大型車も通るときは通るので、通行の際は慎重に。

険道区間はしょっちゅう土砂崩れなどが起きているので、事前に鹿児島県道路規制情報を確認しておくことをおススメします…。
路線情報
| 路線名 | 鹿児島県道391号下手山田帖佐線 |
| 所在地 | 起点:〒895-1501 鹿児島県薩摩川内市祁答院町下手 終点:〒899-5421 鹿児島県姶良市東餠田 |
| 現状 | 起点・終点の周辺は基本的に快適な道だが、山間部は幅1~1.5車線分しか無い道が続く。 大型車が通ることもあるので注意。 |











