ひとくちスポット紹介
スポット名 | ・血の池地獄 ・龍巻地獄 |
所在地 | 〒874-0016 大分県別府市野田 |
ウェブサイト | ・別府血の池地獄|国名勝指定 日本最古の天然地獄 ・龍巻地獄 | 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合) |
概要 | どちらも「べっぷ地獄めぐり」における地獄のひとつ。 血の池地獄では血のように赤く染まった熱泥の池を、龍巻地獄では間欠泉を見ることができる。 |
血の池地獄・龍巻地獄へは徒歩NGの理由
2024年3月17日、天気は雨。
大分県別府市には、海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄の7つの地獄が存在しており、これを「べっぷ地獄めぐり」という形で見て回ることができます。
しかし、今回紹介する「血の池地獄」と「龍巻地獄」は、他の地獄と比べて少し離れた場所に位置しており、すべての地獄を制覇しようと思うと、どうしてもここがネックになります。
今回はこの2つの地獄に焦点を当てるとともに、べっぷ地獄めぐりの際に徒歩でここへ向かうのはお勧めしない3つの理由も併せて紹介していきたいと思います!
①地味に遠い
まず、血の池地獄・龍巻地獄までは、一番近い白池地獄からでも約2.5km離れています。
徒歩で行くとなると、少なくとも20分はかかる計算。
僕は歩いているうちに車を置いてきたことを後悔しました。
ただ、道中で別府市街地の湯けむりを見られたのは収穫でした!
僕の住む鹿児島ではこんなに大規模なものは見られないので、大分県が温泉の湧出量・源泉数ともに全国第1位なのも納得だな…と思ってしまいます。
②山道&歩道がない
道中ではいくつかルートがありますが…僕が通った県道218号線を進むルートには、一部ですが歩道が途切れる箇所が存在します。
途切れる距離はそれほど長くないものの、このルートは地獄に向かう車がひっきりなしに通るため、徒歩であればさっさと突破したいところです。
そしてこの先はトンネルのある山道になります。
行きは下り坂なので多少は楽ですが、帰りはひたすら登ることになるので、車にとっては些細なことでも徒歩だとかなりしんどいです…。
③天気次第でずぶ濡れ確定
山間の場所でこれだけ距離もあるとなると、もし雨に降られたときが厄介です。
どうしても徒歩で行くならば、せめて折り畳み傘を持って行きたいところ。
僕はずぶ濡れになりました。
地獄の見ごたえはどちらも抜群!
かなりきつい道中だったとはいえ、目的地の血の池地獄・龍巻地獄はともに迫力満点!
最後にそちらも紹介しておこうと思います。
血の池地獄は湯気が凄まじくて全景は見えませんでしたが、近くで見ると確かに池が血のように真っ赤に染まっていました!
湯自体は無色透明ですが、地下から噴き出す熱泥に含まれる鉄分が酸化しているためにこんな色になっているのだそうです。
龍巻地獄では間欠泉が見られ、約30~40分の周期で噴出します。
このときは「あと10分ほどで噴き出す」とアナウンスがあったため、近くのベンチに座って観賞することにしました。
しばらく待っていると、湯気と共に勢いよく温泉が噴き出してきました!
高温の温泉が拡散しないように囲いがあるので少し物足りない感じもしましたが、それでも普段の生活では見ることのできない光景とあって新鮮でした。
自然って本当にスゴイ!
おわりに
以上が、血の池地獄・龍巻地獄の紹介と徒歩をお勧めしない理由でした。
参考までに、今回の所要時間を下に記しておきます。
往路(白池地獄→血の池地獄・龍巻地獄):約25分
復路(血の池地獄・龍巻地獄→かまど地獄:約33分
車で行けば片道10分足らずで着いていたことを考えると、我ながらもったいない事をしたなと思います…。
べっぷ地獄めぐりで全ての地獄をまわるのであれば、自分の車で移動するか亀の井バスを使うのをお勧めします!
今日のあとがき
今回、僕は7つすべての地獄をまわったのですが、制覇するのにかかった時間は大体3時間でした。
車を活用すれば2時間程度でまわれるそうです…。
スポット情報
▲地図では血の池地獄を示しています
スポット名 | ・血の池地獄 ・龍巻地獄 |
所在地 | 〒874-0016 大分県別府市野田 |
営業時間 | 8:00~17:00(年中無休) |
駐車場 | 有り |
トイレ | 有り |
ウェブサイト | ・別府血の池地獄|国名勝指定 日本最古の天然地獄 ・龍巻地獄 | 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合) |